ヨーロッパの宝飾「女性の小物・雑貨」その4
置時計や煙草入れ、文房具などの実用の具がジユエリーと同じ素材と技術で作られました。
腕時計もまた20世紀の初め頃から登場し、それまでタブーとされていた女性が公式の場で時計をのぞき込むことも、堂々とできるようになります。
最初は小型化という機能を中心とした腕時計は時代とともに宝飾品化し、1910年代にはもうダイヤモンドを埋め込んだプラチナ製のものが出現しています。
この傾向が今日まで少しも変らずに続いていることは、ご承知の通りです。
こうしたジュエリー紛いの実用品は今ではもう作られず、また市場もない。
それが2度の大戦問の時代に、堂々と作られ、売られ、使われていたことを思えば、この時代の女性たちの意気込みのすごさには感動を覚えます。